御祭神
– deity enshrined –
天御中主神
伊邪那岐神
伊邪那美神
外十七柱
御由緒
– history –
当神社は北九州市門司区の最高峰戸上山(海抜518m)頂に上宮、麓に本宮を有し、同一祭神を奉祀している神社であります。
社記によれば、宇多天皇の寛平年間、鎮西の霊峰戸上山上に三柱の大神を奉祀したことに始まると伝えています。
奉祀の際、御霊代を枝折戸に奉載して山上に奉安してから山を戸上と号し、神社を戸上神社と称するようになりました。
付記
◆ 戸上山満隆寺について
縁起書によれば、弘法大師が平城天皇の大同元年(806年)唐より
帰朝の折、関門海峡をご通過、船中より戸上山を仰ぎ当地に下船してこの霊峰に登り密法を修め、山麓に一宇を建立し、随身供養の観音像を安置されたのが満隆寺の起源であります。
中世戦乱の世に、大友宗麟の部将が門司城を攻めるに当たって、当地に乱入した際、その兵火に罹り山上山下の堂宇僧坊は悉く焼失しましたが、慶長年間僧快周が再建中興しました。
その後、修験道に属しましたが明治初年、神仏分離の制度となり、永く続いた神仏混交時代も終わりました。
現今の大師堂はその名残と伝えられております。
境内案内
– direction –
祖霊舎
戸上山の豊かな自然に囲まれた祖霊舎で、ご先祖様をおまつりしませんか?
祖霊舎とは、戸上神社が管理する戸ノ上山の麓にある萩尾墓地に位置する神道の納骨堂です。神道による祖霊祭祀や葬儀を希望する方であれば、納骨することができます。
例えば、本家が仏教等他の宗教であっても、ご本人およびご家族が神道での祭祀を了承いただければ、納骨することが可能です。